MRI検査の注意点
- 検査部位に関わらず、必ず着替えをして頂きます。
- 検査前に、ウィッグ・かつら・ヘアピン・入れ歯・カイロ・エレキバン・カラーコンタクトレンズ・アクセサリー・コルセットや装着具・補聴器 ・持続自己血糖測定器(パッチ)・針・各種貼り薬などは外していただきます。
※当日外せないものがある場合、 検査を受けていただけません。 - 頭部・頸部・肩の検査の方は美容針ファンデーション・アイメイク(アイシャドウ・マスカラ・つけまつげ等)は火傷や変質の恐れがあります。検査前にメイクを落として頂きます。
※パウダールームをご用意しています。
下記の項目に当てはまる方はMRI検査を受けることができません。あらかじめご了承ください。
- 心臓ペースメーカーを埋め込んでいる方
※MRI対応ペースメーカーであっても、専門施設での主治医および臨床工学技士の立ち会いが必要となりますので、当院でMRI検査を受けることはできません。 - 色付きで粉状の増毛剤、整髪剤、カラー剤を使用されている方(検査までに洗髪されていない方も含む)
- 除細動器を埋め込んでいる方
- 脳動脈瘤クリップを使用している方(近年使用されているチタン製クリップは対応可能ですが、MRI対応か不明の場合は検査をお受けいただけません。かかりつけの病院にお問い合わせください)
- 人工内耳、人工中耳を埋め込まれている方
- 聴性脳幹インプラントを埋め込まれている方
- 可動性義眼を使用されている方
- 当日の問診により安全上問題があると医師が判断した場合、検査をお受けいただけません。
また、以下に該当する方は検査の部位や内容によって検査を受けていただけない場合があります。
- 妊娠中
妊娠中の患者様は妊娠15週以降で依頼医師が必要と判断した場合に検査を受けていただきます。
CT検査の注意点
- 妊娠中のX線被ばくは胎児に影響を及ぼす可能性があります。妊娠中の方や妊娠の可能性がある方は検査を受けることができません。
- CT検査に伴う被ばくはごく軽度で、健康への影響はありません。胎児以外には被ばくによる影響はありません。
- 金属は画像に影響を与えることがありますのでお外し頂きます。撮影部位に重なって金属がある場合、金属がX線を通さないため、一部画像が乱れることがあります。健康への影響はありませんが、画像が乱れるため診断に影響が出る場合があります。検査部位に応じた身支度をスタッフがご案内致します。
- 食事制限や水分制限はございません。定期的に内服しているお薬はそのままお飲み下さい。
検査前食事制限
検査を最適な条件で行うため、検査前制限をお願い致します。
造影検査が予定されている場合と腹部の検査が予定されている場合は4時間前から食事制限を御願い致します。ただし水、お茶はお飲みいただけます。
検査内容 | お食事 (ジュース、乳製品含む) |
お茶、お水 | |
---|---|---|---|
MRI | 造影検査 | 4時間前 | 無 |
腹部 | |||
その他 | 無 |
造影剤使用検査におけるアレルギー既往、
喘息、腎機能などの取扱いについて
造影検査において、喘息の患者様や造影剤にアレルギーがある患者様、腎機能が低い患者様への造影検査は施行できない場合があります。下記にてアレルギー、喘息、腎機能と造影検査の適応をご確認ください。
アレルギー
過去にMRI造影剤によりアレルギー(発疹、装用、びらん、発熱、咽頭違和感、アナフィラキシーショック)が出現した患者様は当院で造影MRI検査をお受けいただくことができません。
また、強いアレルギー体質の患者様など、問診によって造影MRI検査がお受けできない場合があります。ご了承ください。
喘息
喘息に罹患しており、5年以内に喘息発作のある方、2年以内に喘息の治療を行った方は造影MRI検査をお受けいただけません。
腎機能
腎機能が不明な患者様に対して当クリニックでは造影剤の投与は行っていません。事前に血清クレアチニン値、eGFR値を確認させて頂きます。
・eGFR<40 の場合、MRI造影剤使用は禁忌です。
妊婦への造影
MRI造影剤は妊婦、胎児への安全性が確立されていません。当院では妊婦に対するMRI造影剤の投与は行っていません。
授乳中の患者様への造影剤投与
検査終了後24時間の授乳中止が必要となります。
マスク着用のお願い
マスク着用緩和の令和5年3月13日以降も、当院ではひきつづき消毒・換気・マスク着用等の感染症対策を行ってまいります。
感染症重症化リスクが高い方も受診される医療施設として、当院へ受診いただく方には以下のご協力をお願いいたします。
・マスク着用(付添の方も)をお願いいたします。
・待合ではできる限り距離を置いてお待ちいただき、付き添いの方は最大1名まで、他の方は外でお待ちいただくことをお願いいたします。
・発熱をはじめとした感染症を否定できない症状のある方は、先に内科や耳鼻咽喉科等への受診を優先していただきますようお願いいたします。