MRI検査とは?
「Magnetic Resonance Imaging」の略称です。日本語では核磁気共鳴画像といいます。大きな機械のトンネルの中に寝て頂きます。強い磁力を使って人間の身体の中の信号を画像に変換します。磁気を利用しますので、CTと違い放射能による被ばくはいっさいありません(CTの被ばくも健康に影響を及ぼすものではありません)。検査時間は造影剤を使わない検査で15分〜30分程度とCTよりも若干長くなります。
身体のあらゆる方向からの断面像を得ることが可能です。人体の様々な情報を得ることができるため、断面だけではなく、血管だけを抽出することで、動脈瘤の有無や、血管が細くなっていないかなどもチェックすることが可能です。
当院のMRIは1.5テスラ超電導MRIを導入。従来のMRIより広く、静かです。「MRIは煩いし狭くて苦手」という患者様にも優しいMRIです。
1.5テスラ 超電導MRI
全長145cm、トンネル径70cmのオープンボアで、従来のMRIよりもトンネルが広く長さも短いため、通常のMRIよりも開放感に優れています。 あお向けの体位が困難な方や、閉所が苦手な方にも優しいMRIです。
また検査中の騒音低減にも拘っており、最大で従来のMRIの97%、平均で84%の騒音をカットします。
従来機より広くなったMRI。
腰痛をお持ちの方など、仰向けが困難な方も横になって検査が可能になりました。
3テスラ 超電導MRI
高性能磁場に最先端ソフトウェアを搭載。先進アプリケーションを利用し、大学病院と同等の検査を提供します。 また新しい静音技術で従来より最大97%の騒音低減を実現しています。
3テスラ超電導MRIは特に神経領域、整形領域、骨盤部で威力を発揮します。
患者様の保険診療費一部負担の目安
検査内容 | 診療総額 | 負担割合1割 | 負担割合3割 |
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単純MRI | 約24,000〜25,600円 | 約2,400〜2,600円 | 約7,300〜7,700円 |
造影MRI | 約34,000〜37,400円 | 約3,400〜3,800円 | 約10,200〜11,200円 |
肝臓造影MRI | 約43,000〜50,000円 | 約4,300〜5,000円 | 約13,000〜15,000円 |
※撮影部位、撮影方法、フィルム枚数によって負担金額は異なります。
※体重によって造影剤使用量が増減するため料金が異なります。
※肝臓造影MRIは特殊な造影剤を使用するため通常の造影剤とは料金が異なります。
※単純MRIでも腸の信号を抑えるため検査直前に薬を飲んで頂く場合があります。
※受診の際には健康保険証が必要です。